2月4日は二十四節気における一番初めの節気「立春」でした。この日から暦の上では春、ということになります。咲いている梅の下を通る時、メジロが近くを通り越していきました。梅の花蜜が好みらしく、春を告げる鳥としてこの時期よく見かけますね。まだまだ寒さは厳しく、インフルエンザが流行する時期でもあります。
毎年必ずインフルエンザに罹ってしまう人とそうでない人の違い、それは免疫力の高さの違いです。もちろんウィルスを身体に侵入させないために、手洗い・うがいは大切ですが、免疫力が高ければ自分の力で撃退する事ができます!
そもそもインフルエンザウイルスに効く「タミフル」という薬、これはウィルスを撃退するものではなく、ウィルスの増殖を抑えるもので、身体の中で増殖する前に飲んで抑えることができるものです。でもこの薬、インフルエンザウィルスをある一定数確認されてからでないと処方されないもので、そうなるともう症状がかなり出てきてしまっている状態です。タイミングが合わないとつらい状態が長引いて体力もかなり消耗してしまいます。
東洋医学では身体のバランスを調え、外から身体に入ろうとするウィルス(邪気)を身体の外に出そうとする力(正気)を高めることに重きをおいています。また鍼灸によって巡りが良くなり身体を温めることで免疫力を高め、身体に入ってしまったウィルスを根本から退治することができます。インフルエンザではなく、風邪の場合でも考え方は同じです。たとえウィルスや細菌が身体に侵入しても増殖して症状が出てしまう前にやっつけられる、というわけです。
今年もうすでに罹ってしまったという人も、まだ大丈夫という人も免疫力を高めて健康な毎日を過ごせるよう、お手伝いします!
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