現代医学においては、加齢に伴う卵巣機能の低下が視床下部-下垂体の神経活動に変化をきたし、自律神経失調症や精神神経症をきたす病気であるといわれています。
治療としては、ホルモンを補充する薬物療法や精神療法などを併用していくようです。
金魚庵においては、東洋医学的な立場に立って治療をさせていただきます。
「黄帝内経素門・上古天真論」という東洋医学の古典には、女性は7の倍数(7歳周期)で成長発育を遂げて、やがて閉経を迎えるとされています。
7歳 – 永久歯への生えかわり
14歳 – 初潮を迎える
21歳 – 女性としての体が出来ていき ―
28歳 – 最も充実し ―
35歳 – 容姿の衰えが見え始め ―
42歳 – 白髪が目立ち始め ―
49歳 – 閉経を迎える
東洋医学では、人の成長、発育に、 腎気との盛衰が大変重要なものとしています。
更年期においてはこの 腎気が少なくなっていく事で様々な症状があらわれる、と考えられています。
もちろん人によって症状が違うため、 腎気だけが原因とは一概には言えませんが、その他虚していく(足りなくなる)ものを補っていけるような身体にすること事を目的として様々な治療を行っていきます。
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