前回のブログに引き続き、冷え症について書いていきたいと思います!
東洋医学において冷えは重要視されていますが、西洋医学は病気として認識されていないですし、積極的に治療されていないのが現状です。
生命の危機!とまでいかないので臨床研究が進まないようです。切実な思いを持っている女性は相当数いるのですけど…。
冷え症とはいえ、その背後に病気がかくれている場合もあるので、注意が必要です。
☑貧血
☑自律神経失調症
☑低血圧
☑末梢循環障害
そんな重要視されない中で、西洋医学で最も治療されているのは末梢循環障害のレイノー現象ですが、治療としては温めるというよりも末梢血管を拡張するものです。
レイノー現象とは寒冷刺激などにより、発作的に手足末端に乏血を起こし、皮膚に蒼白、チアノーゼ(青紫色)と進行し、回復してくると逆に充血・発赤が起こる現象です。
主に膠原病などの原因があり、レイノー現象が起きる場合が多いです。症状としては指先の冷えや疼痛、知覚がわかりにくくなったり、締め付け感やしびれ感が出たりします。
また、心疾患や閉塞性動脈硬化症、膠原病、甲状腺機能低下症などが冷えの原因だったりもします。
次回のブログでは東洋医学から見る改善方法や、治療について書いていきたいと思います(^o^)
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