西荻にある女性のためのはりきゅうマッサージ院、金魚庵です!二十四節気でいう「大寒」を過ぎて、寒さが今一番底なのではないでしょうか。そんな中、最近疲れやすく感じることが多いと思いませんか?
寒くなると動きにくいコートを着込み、スーパーに日々のお買い物に行きますね。…いつの間にか肩をすくめて歩いていたりしますよね。
これは筋肉に力を入れる事によって、交感神経優位にして体温を上げようとしているんです。
普段あまり身体を動かさず、外に出るときは無意識に筋肉に力が入る…ということを繰り返していると、筋疲労を起こしやすくなります。
またセーターやコートなど、もこもこしていて動きにくいのでいつもより関節の可動域が狭くなっています。そうなると使わない筋肉も増えていきます。
身体を動かすことによって筋肉から熱産生することができ、血液の流れも良くなれば疲れも取れやすくなります。東洋医学ではあまり動かないでいると、「気」「血」の巡りが悪くなり、肌肉に栄養が行き渡らなくなると考えられています。そうなると「脾」の運化作用が失調し、疲労感・精神不振・少し動いただけで動悸や息切れが起きやすくなってしまいます。
ゆっくり大きく動かすことはアスリートが行う整理体操=クールダウンと同じような効果があります。
在宅勤務で仕事をしている人も多いとおもいますので、寒い外に出て帰ってきたら暖かいお家でゆっくり身体を動かしてみましょう!ラジオ体操がオススメです!
冬は「血」の巡りを良くするネギやシナモン、補陽作用のあるニラを摂れると良いですね!
シナモンは別名「桂皮」と呼ばれ、漢方薬でも良く使われる生薬のひとつです。頭痛、肩こりを伴う風邪の初期症状によく使われる「葛根湯」にも桂皮が使われています。シナモンアップルなんて、今の時季にぴったりの食べ物ですね。
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