経絡とは、臓腑に属していて、外部では体表を走り、全身くまなく網の目のように行き渡っています。
そして生命活動に必要な「気」、「血」を運んでいる、運河のようなものです。
臓腑に変調をきたしたり、外邪の侵入を受けると、この運んでいる、気、血の巡りが悪くなり、様々な症状が表れてくるようになります。
主なものに12本の流れがあり、それぞれが五臓(六臓)六腑に対応しています。
そして、この経絡走行上の特定の反応点が、経穴(ツボ)と呼ばれるもので、経絡と外界とつなぐ窓や門のようなものです。
この経穴を施術することにより、変調を整えるのが鍼灸の治療となります。
全身にはだいたい360程の経穴があると云われていますが、奇穴とよばれる経絡外にあるツボもいれると、もっと数があると思われます。
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