11月8日は二十四節気の第19の「立冬」です。冬の始まりとされ、山茶花(ツバキ)が咲き始め、出歩いている人の服装もコートやストールで冬の気配を感じさせてくれます。この日から3ヵ月は冬の季節。東洋医学では「冬、収蔵」と云い、身体をゆっくり休ませてエネルギーを貯めこむ時期でもあります。
春に芽を出し、夏に葉を広げ成長して秋に実を付け、冬に葉を落として春の芽吹きに向けて栄養をつけます。また冬は昼段々と短くなり、夜が長くなります。
人も自然界の一部。冬にあたる時期は身体を温め、滋養のある食事を心がけ、早めに寝てゆっくり起きると寒さに備えて蓄えることができます。健康の基本ですね。でも夏と違い大汗をかくほどの運動は避けたほうが良いとされています。今の時期にしっかりと休んでおかないとエネルギー不足で免疫力が落ちてインフルエンザや、春先のアレルギーが出やすくなるので注意しましょう。
冬養生の食事
やっぱり鍋が一番です!
お腹を温め気を補う鶏肉
気血の巡りを良くして身体を温めてくれる葱
白菜や大根、お豆腐は「養生三宝」と呼ばれ、胃腸の調子を整えて身体に必要な潤いを補ってくれるので喉の乾燥の改善してくれます。
全てやるのは難しいと思います(;^ω^) 残業が続いて寝るのが遅くなる…なんて人は温かい食事を心がける、休みの日はしっかり睡眠をとるなど、やれることから始めてみてはいかがですか?
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