東洋医学では重要な概念の一つに「気」「血」「水」という言葉があります。この3つはお互いに関連性が強く、切り離して考えられないもので、気血水の乱れがすなわち病気や不調ということになります。
消耗したり補充したりできる、という考えに基づいているもので、食べ物から作られたり、空気(清気)から取り込んだり、先天的(生まれつき)に受け継いだりして得た栄養分(エネルギー・パワーの源)が「気」なのです。
「気」の流れが悪くなると、気滞の症状が出てきます。
読んで字のごとく、気が滞って(とどこおって)しまう事です。心配事があって考えすぎてしまう、ストレスや不安を抱えやすい人によくみられます。もちろん疲れが溜まっていても流れが悪くなってしまいます。気は身体を動かす動力の源ですから、巡りをスムーズにしていくやり方の鍼やマッサージが必要になってきます。
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