季節の変わり目に眠気や気怠さを感じやすくなったり、雨の降る前に頭痛が出たり、何となく不調が出る方を多く見かけます。それはお天気痛「気象病」と呼ばれています。
子供の頃、八ヶ岳高原に旅行に行った時のことです。到着した時から徐々に調子が悪くなり、夜には喘息と頭痛がひどくて近くのお医者さんに診てもらったのですが、下界(平地)に帰ればすぐ治る、と言われしぶしぶ帰宅したところ、ケロッと治ってしまった経験があります。
今から考えると標高2,000mあったので、気圧は約200hPaは下がっていたのです。一種の高山病ですね。台風でも気圧を大きく下げると言われていますが、だいたい60hPaの差です。湿度が高かったり、気温が低かったりの影響もあったとは思いますが、体調の変化がハッキリわかる出来事でした。
気圧の変化を感じ取るセンサーは「内耳」にあります。身体が気圧の変化によって感じる環境ストレスにより、自律神経の乱れが生じ、さまざまな体調の不調が出てきます。
東洋医学では人も自然界の一部であり、自然界と同調して生きているという「天人相応」という考え方があります。これは中国最古の医学書、「黄帝内経 素問」に書かれている基礎の一部で、現代にも通じる内容になってます。
自然界=環境のあらゆる変化は、身体に少なからず影響を及ぼします。その変化にうまく対応していくことで健康沿維持する事ができるのです。
ただ最近の環境変化は急激にやってくるので、身体がうまく対応できなくなると様々な不調が出てくる、というわけです。
☑働く場所や電車の急激な温度の変化
☑じっとしている時間が長い
☑睡眠時間や、リラックスできる時間が少ない
家で仕事をしてないからといって、テレビやスマホをダラダラ見てじっとしすぎていませんか?テレワークでパソコンを触っている時間が長くなってませんか?家にいる増えてくると身体全体の動きが硬くなり、巡りが悪くなってしまいます。
金魚庵では、これからの劇的な変化に対応できるようにひとりひとりに合わせた鍼灸マッサージを施術していきます。無理なくできる生活習慣の改善や、体質改善していく食生活も合わせてアドバイスさせていただいてます!
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