肝・心・脾・肺・腎の5つの事を指します。東洋医学ではひとつひとつに固有の性質と働きを持っていると考えられていて、西洋医学の臓器の働きとは考え方が違うものです。似ていますが違う所が多々あります。
「黄帝内経(こうていだいけい)」という最古の医学書に記された蔵象学説の理論のひとつ。”五臓六腑(ごぞうろっぷ)に染みわたる…。”ということわざの中にある五臓の事です。
「臓」には貯蔵する働きがあり、
●エネルギーや栄養(気、血、水、五味など)
●意識や精神(五神、五志など)
が貯蔵されたり、司っていると考えられています。